ペンの指す方向 Ⅱ

 

 

櫻井翔さん、誕生日おめでとうございます!!

 

 

誕生日に合わせて、ついにこの曲について掘り下げることにします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペンの指す方向 chapterII

 

 

 

 

 

まずは情報から。

 

 

 

 

・大学卒業時にペンの指す方向~chapterI~(JOYFUL完全版) - RedBlaze125のブログを作ってから2ヶ月後、友達応援ソングをha-jさん、吉岡たくさんと一緒に作ることに。(つまり制作は2004年5月頃だと思われる)

 

・理由は、友達から泣きながら「櫻井、もう会社辞めたい」と言われ、俺に出来ることはこれくらいかなぁと思って。もう泣く必要はないんじゃないか、毎日一歩一歩進んでいけばいいじゃないかと思って。

 

・歌詞の1番は、僕が仕事をしながら学生だったその様子(淡々とやっていればいつか夢が叶うんじゃないかと)を、2番は友達の就職活動の話で、なかなか将来の夢が定まらず、前に進みたくても進めない様子を、3番は僕と皆の、皆と僕の関係を書いている

 

・妹、弟、ha-jの奥さんまで参加

 

 

SOFFetの『マイペース(1人ヨガリミックス)』が、ちょっと前向き感っていうか、自分なりに一歩一歩着々といった曲で、「こういう感じの曲書きたいなー」と思うようになった。

 

 

・ジャマイカ出身の有名なレゲエ歌手・ボブ・マーリーの『No women No Cry』をサンプリングしている。(https://youtu.be/pHlSE9j5FGY)

 

 

 

そしてこの内容は、翔さんのソロコン(2006年)や、ラジオのレポから引用させていただいてます。(気になる人はググってみて)

友達に聴いてもらって、皆にも聴いてもらうというのはおかしいと思ったけど、なかなか皆に聴いていただく機会はないし、皆の応援歌にもなったらなぁと思ってラジオでかけてくれたそう。

 

 

 

そして歌詞なんですが、ペンIと違ってペンⅡは歌詞が正式に公開されていないので、私が歌詞の聴きとれる分を文字起こしします

あと、ソロコン用に歌詞を変えている部分は赤で下に書いてます

そして、灰色で歌詞考察入れてます(あくまで私主観なので100%鵜呑みにはしないでくださいネ)

 

 

 

 

 

 

(弟)「僕のしょうらい(⤴︎)の夢は(笑)」

 

「フフッ笑ってんじゃねぇよ(笑)」「ちょっとまって……」

 

(皆の声)Everything gonna be all right ×4

 

(弟)「僕の将来の夢は」

 

「あぁ。」「せーっ…」

 

(弟)「僕の将来の夢は」

 

「…もうちょいゆっくり入れて。」

 

(弟)「ぼぉくの将来の夢は」

 

「ありがとう」

 

No, woman, no cry

 

ここまでセリフを撮るための録音を流してる。ペンⅠと同じく過去の自分の声を演出するために当時9歳だと思われる弟くんに言わせてるのかな。音源聴くだけで微笑ましいったらありゃしない。

 

 

伝え忘れたことはないかな

故に回想すると(ほら走馬灯のように)

(どれくらい経っただろう)あれから

歩き出す(両方 ペンの指す方向)

一緒に行こう(子供の運動会)

笑顔の未来が待ってるといいな

 

 

(皆の声)No, woman, no cry

 

 

 

ここ、スクラッチの部分なんだけど、全部ペンIから持ってきてるんだよね。またDJのO.H.B.A.さんが担当してくれたのかな。()のところは実際流れてないけど一応ここの歌詞から撮ってきたって分かるように入れてます

 

 

 

俺は13の頃だったレースに参加

環境が違いすぎるようなやつばっか

その時はいつか来たるべきはずだった

だけどただ 楽しくてまた

次ぐ日もテレビ局向かったんだっけな

 

 

1番は自分のことについてのリリック。翔さんが13歳の頃、ジャニーズ事務所に入所したことを「レースに参加」って表現してるとこ、いかに芸能界がシビアな世界かっていうのがわかるよね。学校とは全然違っていた分、いろいろアウェイに感じてたところあったかもしれないけどそれでも楽しかったから続けてたと。

ソロコンver.の歌詞、なんか胸にくる。その時ってジャニーズを辞める時を指してたのかな.....

あくまで学業を優先してたから、途中でやめようと思ってたけど楽しかったから続けてたみたいな。

 

 

ライト一心に浴びる脇に立ち

爪隠し能磨き時を待ち

石の上にも立つこと4年

今では丁度よくなった袖

 

 

「爪隠し能磨き」は「能ある鷹は爪を隠す」、「石の上にも立つこと4年」は「石の上にも3年」のアレンジだよね。

たしかにジュニアに入った当時の翔さんってめっちゃ小さかった分、ほかはみんなに負けるもんか!って静かに闘争本能燃やしてたのかもしれないね。この4年っていうのは13歳から16歳までってことかな。その時にはもうぶかぶかな衣装も丁度よくなったってこと、体の大きさだけじゃなく、能力も上がったってことも表してるのかも。

 

 

チャイムで即で 終われば夜で

ベットなんかより机でよく寝てたな

レールが2本に増えては

甘い誘いが異常に増えてった

 

ここの部分、以下に学業と仕事の両立が大変だったかが分かるよね。

そういえば、ダッシュしてたなぁ。14時56分の急行に乗らないと15時半にテレ朝に間に合わなかったから。50分に授業が終わって、猛ダッシュ!@myojo

そして仕事が終わってからも授業についていけるように勉強頑張って、、ほんとにすごいよね…

 

ならば蛍の示した道進む(蛍よ)

点はいつかきっと線結ぶ

だって明日は必ず今日を含む

そして今ここで俺はライト浴びる

 

……かっこよすぎでしょ。ここら辺の歌詞は自分の座右の銘にしてるくらい好きな言葉。

那須くんも今日「櫻井君の言葉は人生を変える力がある」って言ってたけど、ほんとそうだよね。まじリスペクトっす。

 

 

動き続ける長針と短針は

振り返ることなくもう何日か経った

今も胸に響くあの賛美歌

床について見れば3時半

(Everything gonna be all right ×8)

動き続ける長針と短針は

振り返ることなくもう何日か経った

今も胸にこだまする賛美歌

「なんだか不安」なんて勘違い

 

 

ここのところ、ペンⅠでは「動き続けた長針と短針は 振り返ってみるといやに短期間だった」って、かなり学生生活が名残惜しそうなリリックになってたのに、卒業したらしたで「振り返ることなくもう何日か経った」とか「「なんだか不安」なんて勘違い」って。けろっとしてるよなぁ。笑

でも、今も胸にあの「賛美歌」があると。やっぱり「丘の上」のことなのかなぁ。(ペンI記事参照)」

 

 

 

部活もサークルもなく飲み飲み

遊びの予定とかなんかよりどり

先は置いといてまたも飲み飲み

もうこんな毎日にはこりごり

 

2番に入ったはずだから友達の話だと思うんだけど、翔さんの話なのかなぁ?

 

 

でも Everything gonna be all right

でも 口先ではなく見よう前

俺も半年経ったらばレースに参加

生まれて初めての人格判断

 

 

このレースってなんのことなんだろうってずっと思ってたんだけど。もしかして、報道の道へ行くことをいっていたのかな。

だって、親知らずを抜いた20歳の時に、5年後くらいには嵐がなくなると思って、報道いいなって思って事務所に話に言ったって言ってたし。この期間は本当に自分にできるのか判断してたってところなのかも。

 

 

 

(別に)知りたくないが(例の)コールバックまだ

徐々に増えては募るんだ 不安が

 

 

これはキャスターをする許可が出るかどうかの結果待ちの状態を示しているんだとすると、急にバックトラックが静かになるのもあって、焦燥感が伝わってくるね。

結局話が通ってこの2年後の24歳からキャスターをすることになるもんだからすごいよね。

 

 

僕は作文に「僕の将来の夢は」なんて書きました

思い出せず昨日ちょっと泣きました

 

そしてここで録音してた弟くんのセリフ登場。(結局テイク3か採用されたんだね笑)

昔自分が書いた夢がなんだったか思い出せなくて泣いたと。これほんとだったらなんか切ないね。2012年の24時間テレビで、翔さんが5年生こ時の子役が「音楽家になりたい」って言ってたけど、その時には当時の作文を見返したのかなぁ。

 

 

 

ネクタイ締めこの部屋出よう

丘の上かかる時こそが栄光

まずは父と母に大きな礼を

いままでは勉強しながらも並走

ここからの道はお前にゃ負けねぇぞ

 

次からのレールは自分で見つける

だから今はただ自分を見つめる

 

「ネクタイ」っていうの、17歳の自分への手紙で出てくる「背広」と同じような意味合いがあるのかなぁ。「背広を着ない仕事に腹くくったつもりでしたが、背広を着る機会に恵まれているよ。」

そして「丘の上〜」のところはソロコンではそれが両親への感謝に代わってるね。

 

 

※repeat

 

 

君は1年生 俺は10年目

君は何年生 俺は10年目

共にペンの交わる交点を経て

いつかマイクとペンの交点を経て

今のとこ人生の半分は一緒

俺の場所ステージ上だずっと

そりゃ会う機会は減るだろうなぐっと

 

君は社会人一年生だけど、俺はもう芸能界10年目だと。人生の半分ってことはその人と10年以上学生生活を共にしたんだろうね。

ソロコンでは作詞した当時から2年後だからちょっと変わってる。「俺の場所ステージ上だずっと」は後の「上終身雇用」を彷彿とさせるね.......

 

 

あの頃は あの頃は あの頃に

なんて思い4月置いたのそこに

残した誇り 残したものに

あの時会ったのはただの行事

 

ここなんなんだろね。なにを置いてどの時なんの行事で会ったのか匂わせずに詳しく教えてほしい。笑

 

歩き出してどう ペンの指す方向

歩き出してどう マイク指す方向

中合わせと書きなぐったノート

歩き出してどう ペンの指す方向

変わりはしない例え君どこ行こうと

(Everything gonna be all right)

 

ペンⅠでは「歩き出す両方ペンの指す方向」なの。ペンⅢもそうなんだけど。3番は1番と2番の内容が混ざったような話でもあるそうだね。卒業後、それぞれペンの指す方向歩き出してるけど調子はどうなのよ?って聞きながらも、君がどうなろうとしても俺たちの精神は変わらないよな!といった感じなのかな。アツイねぇ……

 

 

 

蛍の示した道進む

会社より社会の枠でくくる

いつも明日は必ず今日が作る

笑顔の未来が待ってるはず

 

待ってるといいな

待ってるはず

 

No, woman, no cry

 

会社で線引きしちゃわないで、同じ社会人として一緒に頑張っていこうよ!ってことかな。

あとペンIにもあった「待ってるといいな」(希望的観測)からの「待ってるはず」(確信)は胸アツだね!

 

 

動き続ける長針と短針は

振り返ることなくもう何日か経った

今も胸に響くあの賛美歌

床について見れば3時半

(Everything gonna be all right ×7)

動き続ける長針と短針は

振り返ることなくもう何日か経った

今も胸にこだまする賛美歌

Everything gonna be all right

 

ここ、今までのサビと違って、最後「「なんだか不安」なんて勘違い」のところが「Everything gonna be all right」に変わってるんだよね。

そして同じフレーズが皆の合唱バージョンも繰り返されるという感動的な演出。こんなの作ってもらった友達号泣しただろうね。

 

Everything gonna be all right

口先ではなく見よう前

 

これも何度かくりかえされて終わり。

そうだね、やりたいことを言うだけ言って結局実行しなかっあら意味ないし、そのためにどうすべきかっていうのをちゃんと考えないと何も始まらないもんね。

 

 

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いやぁ、やっと文章にできた!笑

この曲に出会って6年経った今、わたしも進路どうしようって自分の人格判断してるところだから、すごく響くものがあるよ。

このタイミングで今一度じっくり考察できてよかったな。

また他のことがわかり次第加筆修正していく予定だけど。

というわけで、何かこの曲について意見や他に知ってる情報がありましたらコメントまでよろしくお願いします。